今日は米国株テーマ別分析第2弾として
  「資本財」に焦点を当てていきます。

資本財株といえば、好況局面において大変強いイメージがあります。
不況時の落ち込みでうまく仕込むことができれば、市場の挽回とともに
大きなリターンが期待できる銘柄が多いことが特長です。

その反面、市場サイクルを超えた長期投資には不向きとも言われ、
バイアンドホールドするよりはタイミングを見計らった売買により
リターンの最大化を狙う方がよいです。

ぜひ次回の購入銘柄検討の際の参考にしていただけたらと思います。


1. The Boeing Company(BA)

<企業情報>
  • 創業年:1916年
  • イリノイ州
  • 代表者:Dennis Muilenburg(Chairman, President & CEO)
  • 同業種内時価総額順位: 1位
  • 同業種内売上高順位 : 2位
  • S&P格付け: A
世界最大の航空機メーカー。
電子防衛システム、ロケットエンジン、人工衛星等の製造を手掛ける。
主力として商業用ジェット機の製造や技術サポートを提供し、
民間機としては欧州のエアバスと市場を二分している。
1997年にマクドネル・ダグラスを買収しています。

<株価-指標情報>2019年7月5日付け
  • 株価   : 356.02 USD
  • 配当金  :     8.22 USD
  • 配当利回り:    2.31 %
  • PER   :    19.85 倍 (2018年12月)
  • PBR   :  593.54 倍 (2018年12月)
  • ROE   :   1047.92 % (2018年12月)
2012年から8年連続で増配を行っています。
しかも過去6年間は増配率20%以上を維持しております。
その分株価も上昇しており、配当利回りは2.31%と悪くはないですが
少し物足りない水準となっております。
また30年以上にわたって減配は行われておりません。
これは高配当投資家としてはとても評価できる点だと言えます。

株価は2018年当初からヨコヨコですね。
例年だと次の増配発表は12月の予定です。そのタイミングで株価が動きそうですね。
軍事産業はディフェンシブ銘柄の要素もふくまれていますので、
ヨコヨコの今のうち(12月まで)に購入し、ホールドするのもありだと思います。

20190706BA


2. 3M Company(MMM)

<企業情報>
  • 創業年:1902年
  • ミネソタ州
  • 代表者:Michael Roman(CEO & Director)
  • 同業種内時価総額順位: 3位
  • 同業種内売上高順位 : 7位
  • S&P格付け: AA-
化学・電気素材を核とした多角経営会社。
産業・生活・ヘルスケア分野で事業を展開し、5万5000種にも及ぶ製品を提供する。
地域別では、米国が4割、アジア大洋州が3割、EMEAが2割と世界に幅広く展開。
オフィス、家庭用製品として「スコッチ」「ポストイット」などで
一度は目にしたことがあると思います。
連続増配銘柄の代表格!

<株価-指標情報>2019年7月5日付け
  • 株価   : 171.52 USD
  • 配当金  :     5.76 USD
  • 配当利回り:     3.29 %
  • PER   :  19.07 倍 (2018年12月)
  • PBR   :  10.30 倍 (2018年12月)
  • ROE   :  51.73 % (2018年12月)
ご存知のとおり、約60年間増配を続けている配当貴族銘柄です。
ただ、既に配当性向は70%を超えており、今後の増配については
黄信号がともっている状況です。

それに反応してか株価も2018年当初から約30%下落しています。
今この状態を割安とみるか、良い決算が出るまで待つべきか、
判断の難しいタイミングではあると感じます。
ちなみにマーカスはまだ落ちるとみて直近の購入候補からは外しています。

20190706MMM

3. Lockheed Martin Corporation(LMT)

<企業情報>
  • 創業年:1909年
  • メリーランド州
  • 代表者:Marillyn Hewson (Chairman, President & CEO)
  • 同業種内時価総額順位: 6位
  • 同業種内売上高順位 : 4位
  • S&P格付け: BBB+
軍事用航空機・宇宙関連機器の最大手メーカー。
主に米国政府向けにステルス型戦闘機を製造。
軍事情報システム、ミサイル発射管制装置などの開発製造も行っている。
1981年に民間航空機事業から撤退、以後軍需に集中している。
1993年にゼネラル・ダイナミクスから戦闘機部門を買収。
1995年にマーチン・マリエッタと合併。

<株価-指標情報>2019年7月5日付け
  • 株価   : 369.75 USD
  • 配当金  :     8.80 USD
  • 配当利回り:     2.37 %
  • PER   :  21.23 倍 (2018年12月)
  • PBR   :  74.66 倍 (2018年12月)
  • ROE   : 1839.34 % (2018年12月)
LMTも16年間増配を続けています。
しかし直近の数年は増配率も約10%と一時期の勢いはありません。

ここは2000年に減配した経歴があるので、注意が必要です。
その点でいうと現在の配当性向は約60%とまだ余力を残しています。
減配はまだなさそうですが、増配が止まることは視野に入れて
購入を検討した方がよさそうです。

20190706LMT

4. General Electric Company(GE)

<企業情報>
  • 創業年:1892年
  • マサチューセッツ州
  • 代表者:John Flannery(Chairman & CEO)
  • 同業種内時価総額順位: 4位
  • 同業種内売上高順位 : 1位
  • S&P格付け: A
エネルギーやインフラを提供する米国大手複合企業。
電気・水関連、石油・ガス、エネルギー管理、航空、ヘルスケア、輸送機器などを展開。
2015年に重電を買収。2017年には石油ベーカーヒューズと統合完了。
もとはエジソンが作った電気照明会社!

<株価-指標情報>2019年7月5日付け
  • 株価   : 10.46 USD
  • 配当金  :   0.04 USD
  • 配当利回り:   0.37 %
  • PER   :           -- 倍 (2018年12月)
  • PBR   :    2.98 倍 (2018年12月)
  • ROE   : -47.98 % (2018年12月)
経営再建中のGEは完全に逆張り銘柄です。
2017年当初から減配をして、現在は当時の20分の1以下の配当となっています。
それに追従するように株価も30USDから一時期は7ドルまでおちましたが、
現在は10USDまで戻してきています。。
直近の決算でも営業赤字となっていますが、19年は計画では黒字化を予定しており、
仕込みどころとしては面白いのかもしれません。<注意>お勧めしているわけではありません。

20190706GE


5. Triton International Limited(TRTN)

<企業情報>
  • 創業年:1980年
  • バミューダ州
  • 代表者:Brian Sondey (Chairman & CEO)
  • 同業種内時価総額順位:108位
  • 同業種内売上高順位 :165位
  • S&P格付け: BB+
インターモーダルコンテナーリースの世界最大手。バルミューダ諸島に籍を置く持株会社。
温輸送・タンク型・地上用まで幅広く取り扱うが、主力は一般的な海上輸送用。
オフィス、倉庫、物流施設をネットワークで結び、コンテナの管理サービスを提供する。
2016年に同業TALインターと合併しています。

<株価-指標情報>2019年7月5日付け
  • 株価   : 32.99 USD
  • 配当金  :   2.08 USD
  • 配当利回り:   6.31 %
  • PER   :    7.57 倍 (2018年12月)
  • PBR   :    1.18 倍 (2018年12月)
  • ROE   :  16.33 % (2018年12月)
昨年増配していますが、連続増配株ではありません。
というか上場したのが2016年と最近なので情報が少ないです。
ただこのセクターの中では、とびぬけて配当利回りが良かったので今回紹介してみました。
もしも高配当株投資をしており、セクター別の候補で迷っていたら
検討の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

20190706TRTN

米国株テーマ別分析「資本財」いかがでしたか?

今回の銘柄紹介いかがだったでしょうか?
資本財セクターは2018年からの株価低迷をモロに影響を受けている印象があります。
逆に言うと上に伸びるエネルギーを蓄えているとも言えます。
来年に予定されている米国大統領選挙を前に、大きく伸びるかもしれませんね。
ではではノシ!

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